① 心を整えるクリスマス準備|ネイティビティと香りの恵み

ハロウィンが終わると同時に、クリスマスの準備を始めました。

 

クリスチャンにとって、クリスマスは特別な行事なのです。

 

愛するイエス・キリストに思いを馳せる、素晴らしい機会だからです。

 

ハロウィンが終わったので、

一年ぶりにクリスマスネイティビティーのセットを出しました。

 

 

これは、本来のクリスマスの一場面を表しているもので、

生まれたばかりのイエス・キリストと、母マリア、この世の父ヨセフ、贈り物を携えて来た3人の賢者達、イエス・キリストを拝みに来た羊飼い、見守る天使達、などがここに居ます。

 

クリスマスの香りも大好きなので、シナモンスティックとスターアニスに、スウィートオレンジとペパーミントの精油を垂らしてみました。

素晴らしい香りです。🤭

 

 

それから、我が家にひとつ残っていたリンゴ🍎と

もらった柚子を使って、フルーツポマンダーを作りました。

 

フルーツポマンダーというのは、香りの装飾品で、よく生のオレンジを使って作られるのですが、

 

私の場合、ひとつだけ残っていたリンゴ🍎と、いただいた柚子で作りました。

 

 

フルーツポマンダーとは、果物の果肉にクローブを沢山刺して、シナモンパウダーをまぶして風通しの良いところで乾燥させリボンで飾った、いわゆるフルーツのミイラです。

 

 

中世の頃は、シナモンとクローブの抗菌力によって、感染症の罹患を予防したり、悪臭から身を守ったり、魔除けとして身につけたり、持ち歩いたりしていたという歴史があります。

 

今のように、薬用よりも香りや装飾品としての役割りが高まったのは、17世紀以降だそうです。

 

以前、海外に住んでいた時は、カラっと乾燥した湿度の低い地域に住んでいたので、フルーツのミイラであるポマンダーを作るのは、わりと容易でした。

 

刺したクローブから、抗菌成分が果物の中に染み込んで行き、また果汁などの水分は外に出て行き、ちゃんと腐らないでカラカラに乾燥するんです。不思議ですよね~😳

 

だけど湿気の多い日本で、果たして丸ごとのリンゴがちゃんと乾いてミイラになってくれるのでしょうか?

 

ちょっと気になっています。😅

実は日本で作るのは、今回が初めてなんです。

 

まあ今のところは、香りもいいし、順調なようですが。

 

クローブを刺してない果肉の部分は、後でリボンの通り道になります。リボンをかけると、また一段と可愛らしくなって、素敵なインテリアになるんですよ💕

 

リビングルームでは、ガラスポットで、スパイスを炊いて、クリスマスの香りを立てています。

 

ティーキャンドルで水を張ったガラスの鍋をゆっくり温めると、部屋中にシナモン、スターアニス、クローブ、ローゼル、オレンジ🍊の優しい香りが立ち込めて、

 

ガラス越しに見えるローゼルの赤い色が、とても映えて癒されます。

 

クリスマスシーズンは今から。でもこのひと月半、存分にこの雰囲気を楽しみたいと思います。

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