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安全靴
家の耐震性に不安を覚えながらも、私は再び備蓄を
始める事にしました。
だって、こうしている間にも、地震はやって
来るかもしれないのです。
とりあえず命を守るために、まず何が出来るかを
考えてみました。
まずグラッと来たら、どうするか。
母を連れて逃げなくてはいけません。
避難しなければならない程の地震であれば、
ガラスが割れたり、瓦礫がその辺に飛び散って
いるかもしれません。
そこで、ベッドの傍にまず、足を護ってくれる靴を
置きました。「安全靴」というやつです。
安全靴と言うと、いかにも工事現場の作業員の
人達が履いている靴、というイメージですが、
今は色々おしゃれなデザインの物が売られて
います。私が買ったのは、ちょうど冬場の
寒い時期でしたので、
サイドゴアのショートブーツタイプ(男女兼用)
を買いました。色は4色展開です。
安全靴なので、つま先が鋼で覆われていて、
履き始めは、やや重たい感じがしましたが、
履いているうちに全く気にならなくなりました。
母(91歳)にも履かせてみましたが、最初は
「重たいね」と言い、でもそのうちに、やはり
気にならなくなったそうです。
つま先が鋼で覆われているうえ、靴底も頑強な
造りなので、落下物や穿刺物からも足が護られる
という安心感があります。
分厚い靴下を履く事を想定して、ひと回り大きめ
サイズにしてみたのも、正解⭕でした。
しかし、夏場履くのはブーツという訳に行かない
ので、スニーカーの中敷きのような「踏み抜き防止
インソール」というものを準備してみました。
コレには、厚紙の足形スケールが入っていて
自分のサイズに合わせて、切り抜いて使うように
なっています。
しかし、さすが「踏み抜き防止」と言うだけあって
インソールの生地が丈夫すぎて、普通のハサミでは
切り抜く事が出来ませんでした。
私は結局、金切りバサミで切り抜きました。😅
ただ、「踏み抜き防止インソール」は、靴の中敷き
なので、足の裏を釘などの踏み抜きからは護って
くれるのですが、
安全靴のように落下物などから護ってはくれません。
そこで、インソールはとりあえず車内に常備して、
万が一、外出先で被災した時に、普段履きの靴を
踏み抜き防止靴にグレードアップ出来るように
しておく事にしました。
そして夏用の安全靴を、別に用意するかなあ?
と思案中です。
72時間キット/非常持ち出し用リュック
災害発生時には、物流の停滞やインフラの復旧
に時間がかかることも多いため、すぐに食料品や
生活必需品が手に入るようになるとは限りません。
特に、避難を余儀なくされる時は、自分が
背負って持ち運べる最低限の食料と生活必需品
を用意しておきましょう。
安全靴とともに、私は写真のようなバックパックに、
最低限の必需品(72時間キット)を準備しています。
つまり「非常持ち出し用リュック」ですね。
これは、バックパックごと「キット」として
売り出されている物もありますが、
私は、そのようなタイプをあまりお勧めしません。
何故なら必要な物は人それぞれ違うからです。
赤ちゃんを抱えたお母さんと、お年寄りとでは、
全くニーズが違います。
ある程度共通している物もありますが、自分には
必要のない物がパッケージされていても、結局
無駄になってしまいます。
毎日、仕事や個人的なスケジュールで忙しい方は、
とりあえずひとつ市販のパッケージを持っておいて
も良いかもしれませんが、
買う前に中身をよくチェックして決めましょう。
まず、バックパック(リュック)についてですが、
最初、私は適当な安物リュックを買って、準備し
始めました。
しかし、準備してみて分かった事ですが、
この写真↓のように、腰ベルトが付いている
物の方が、絶対に良いです。
72時間(3日)とは言え、荷作りしてみると、結構な重量
になるんですよ、これが( ̄□ ̄;)!!
もし車で移動が出来ず、避難所まで歩かなければ
ならないとしたら、
腰ベルト無しのバックパックだと、肩や背中に
負担が集中し、それだけでへばってしまうかも
しれません。
これを腰で支えるだけで、格段に楽チン🎵
になります。
覚えておいてくださいねー⤴
腰ベルト、腰ベルトですよー❗
写真のバックパックにぶら下がっているのは
ホイッスルです。真鍮製で、見た目小さいんですが、
結構大きな音がします。
ホイッスルが必要な理由は、自分の身に危険が及び
そうな時、例えば倒れた家に閉じ込められたとか。
自分の所在を他人に知らせ、助けを呼ぶために使います。
つまり「音が大きい」事は絶対条件になります。
迷子札(自分の名前や家族の連絡先などを書いた札)
も作って、リュックに付けておくと良いでしょう。
さて、それでは次に
私のバックパックの中身を紹介しましょう。
多分万人向きだと思いますので、
是非参考にしてみてください。
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