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非常持ち出し用リュックの重さ
成人女性が、自宅から避難所まで歩いて
避難することを想定した場合、リュックの重さは、
体重の10〜15%が目安とされているそうです。
たとえば体重50kgの女性なら、リュックの重量は
5〜7.5kg程度という事になります。

でも、必要な物をアレコレ詰め込んで行くと、
けっこう増えちゃうんですよね~😅
そこで、気をつけるべき事は、
①必要最低限の物に絞り、
②サイズやパッケージを軽量化し、
③リュックも、防水性や耐久性がありながら
軽い物を選ぶ事です。
避難中の体力を考慮して、負担を最小限に抑える
ことが重要ですね。
そう言う私も、つい心配で、「必要最低限」を
超えてしまいがちです。😓
ただ、このリュックも、定期的に中身を見直す
必要があるので、
その時が、「必要最低限」をチェックするチャンス
かもしれませんね。
「定期的」というのは、季節毎に衣類を入れ替え
たり、冬にホッカイロを足し、夏には取り出すとか、
賞味期限が近い食品を入れ替えたり、というような
事になります。
必要最低限の中身
「必要最低限の物」がよく分からないなら、
「ないと命に関わる物」を優先する、と
考えてみてはどうでしょう。
おのずと優先順位が決まって来るのでは
ないでしょうか
まずカテゴリー分けしてみますと
水
非常食関連品
衛生用品
簡易トイレ
医薬品
衣類
照明、電化製品
現金
電源
と言ったところでしょうか。
もう少し詳しく見てみましょう。
水
水は、1日一人あたり3L必要だと言われますが
その内訳を見てみると、1.5Lが水分補給、
調理用に1L、手洗いなどの衛生用水が0.5Lと
言われています。

実際のところ3日分ひとり9Lの水を、背負って避難所
に持ち込むのは、まず無理。🙅♂️
手洗いなどはウェットティッシュで代用
して、調理用水を出来るだけ節約したとしても、
水分補給量はなるべく減らしたくないです
よね
車で避難が出来る場合と、歩いて避難しなければ
ならない場合とでも、避難所に持ち込める水の量
は変わってくるでしょう。
皆さんそれぞれの事情に合わせて、無理のない
量を確保してくださいね。
非常食
リュックの重量制限を考えると、食べ物もなるべく
軽い物を準備しておくと楽です。

上の写真は、私の避難リュックに実際に
入れてある食料の写真です。
一日ごとに、ジップロックバッグにまとめて
あります。
この中で、軽くて手軽に食べられて、
美味しかった物を、いくつか紹介して
みましょう。
にぎらずにできるおにぎり
お湯、なければ水を注いで待つだけで自然に
三角おにぎり🍙になる、携帯おにぎりです。
味も4種類あって、全部食べてみましたが、
どれも美味しくて好きでした。
5年保存の非常食です。
常備用 カレー職人
温めなくても美味しく食べられるレトルト
カレーです。長期備蓄用(5年6ヶ月)です。
クイックオーツ(オートミール)
オートミールには、大きく分けて2種類があり、
お湯などの水分を加えて混ぜると、すぐに食べ
られる、クイックオートミール(クイックオーツ)と、
少し加熱する必要のある、オールドファッション
オートミール(ロールドオーツ)があります。
そして災害時に使い易いのは、きっとクイック
オーツの方だと思います。
そこで、さっきご紹介した「カレー職人」と一緒に
クイックオーツを真空パックにした物を準備して
います。
つまりこの場合、クイックオーツをご飯代わりに
するという事です。
私はオートミールの大袋を、200gずつ真空パック
に小分けしています。こうしておくと使い易く、また
傷みにくいのです。
この方法は避難する時だけでなく、自宅でインフラの
復旧を待つ時や、食品を中長期保存するのに、大変
役に立ちますので、
今後少しずつ、ご紹介して行きますね。
SOYJOY(大豆蛋白プロテインバー)
プロテインバーは、朝食や、おやつ代わりに
手軽に食べられて、軽く扱い易いのでお勧めです。
様々な味があるので、飽きないように、複数種類
準備しておくと良いかもしれません。
フリーズドライ味噌汁
お湯を注ぐだけで、本格的な味噌汁が出来上がり、
美味しく頂けます。特に寒い冬などは、暖かい
汁物に癒やされることでしょう。
やきとり缶詰
70g入りの小さな缶詰です。塩味、タレ味、
塩レモン味、ゆず胡椒味などなど。
小さいので軽く、手軽に食べられ、
持ち運びに便利です。
最近は野菜や米を始めとする、食糧品の価格高騰が続いています。
更に入手が困難になる前に、早めの備蓄をお勧めします。
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