クリスマスのアドベントカレンダーの中に、「クリスマスの物語を読む」というのがありました。
それで、ヘンリー・ヴァン・ダイクの「もう一人の博士」を読んでみる事にしました。
有名な物語らしいのですが、私はまだ読んだ事がなかったのです。
この物語は、ベツレヘムで生まれたイエスに会うために、東方の三博士に同行しようとした、もう一人の博士の物語です。
彼は旅の途中で人々を助けようと、幾度か足を止めたために、三博士との待ち合わせに遅れ、イエスのために用意した贈り物も使い果たしてしまいます。
遂にイエスは十字架に掛けられ、会うことさえ出来なかった博士は、自らの死に際に祈りながら、自分の不手際を詫びようとしました。
すると、イエスの声が聞こえて来ます。
「あなたによく言っておく。私の兄弟である これらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわちわたしにしたのである。」(マタイの福音書25章40節)
この意味はこうです。
私の大切な隣人である、最も小さい者(弱い立場の人々)のために行った思いやりある行いは、わたし(イエス)にしてくれたのと同じ事なのだよ。
博士はそれを聞いて、安心したように息を引き取ります。
彼もまた、イエスにめぐり会う事が出来たのでした。
外は、至るところに美しいイルミネーションが飾られています。
この町に住んでいながら、特別に観に行った事もなかったので
今夜は母を車に乗せて、町の最も美しい場所へ連れて行きました。
母はとても感激して、イルミネーションに見入っていました。
誰でも美しい光が大好きですよね。
キリストの光は、愛と希望の光です。


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